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鍵和田 亮 氏 – 足柄人〜あしがらびと〜 足柄地域で頑張る企業人を応援します!
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町を盛り上げるため商工会の制度を利用された方々をご紹介します。

文政8年創業の歴史ある酒蔵

 JR御殿場線の松田駅近くにある中沢酒造は、丹沢の地酒として名高い「松みどり」を造る酒蔵。創業は文政8年(1825年)で、約200年の歴史を誇ります。かつては、松田周辺の庄屋を生業とする一方で、神奈川県産の足柄米を使って日本酒造りに精を出し、小田原藩の御用商人として出入りしていた大久保家にお酒を献上したそうです。そして、藩主大久保氏より「松美酉」の名を賜ったそうです。
 「この『松美酉』の名は、“松”は蔵の横を流れる、酒匂川沿いの松並木を、“美”は松田町の美しい風景とこの美酒を、“酉”は酒壷の形を表し、一文字で酒を意味すると、代々語り継がれています」と11代目の鍵和田亮(あきら)さんが教えてくれました。

品質も人気もお墨付きの名酒

 神奈川県の名水「丹沢山の伏流水」で仕込む『松みどり 純米酒』が、東京国税局酒類鑑評会の純米燗酒部門にて優等賞を受賞。また、日本酒のクチコミサイトsaketimeにて、神奈川の日本酒ランキング2020で『松みどり』が1位になるなど、品質も人気もお墨付きです。
「皆様の『美味しいね!』というお言葉が、私たちの元気の源です。」
 昔ながらの麹造りに始まり、ふねによる上槽まで全量手造りにこだわる中沢酒造。純米酒と生酒にこだわっている酒造りだからこそ、原料を吟味し、「こびず、おごらず」素直な酒造りを心掛け、ひとつひとつ丁寧にじっくりと時間をかけて醸しているそうです。
 今も昔も変わらず、全量手造りというこだわりは長い歴史を感じさせる建物からも伝わってきました。

オゾンの力で安心安全を

 秋に収穫した新米で造る日本酒の「新酒」は、冬ならではの風物詩。松田山に咲き誇る早咲きの河津桜の時期と重なり、中沢酒造も花見客らで賑わう季節です。コロナの影響で、酒蔵での吹奏楽コンサート等は中止となりましたが、新酒を楽しみにしている方々が直売所を訪れています。
 お客様の安心安全のため、持続化補助金を活用して直売所である展示蔵にオゾンガス発生装置を導入し、感染症対策を強化。高濃度オゾン水供給システムも導入したそうです。さらに、県の感染症対策事業費補助金で非対面式の試飲サーバーも設置しました。

松田町への恩返しと
松田町の魅力発信のために

 「将来の夢は酒屋」。小学校の卒業文集にそう書くほど、自然と「蔵を継ぐこと」考えていた11代目・亮さん。「蔵の将来につながる勉強・研究がしたい」と東京農業大学へ進学。その後、奇跡的に発見した地元の河津桜からの天然の花酵母を使い、地域に密着した「オール神奈川県産ブランド」の『亮(りょう)シリーズ』を展開します。
 「生まれ育った松田町に恩返しがしたい、
 松田町にたくさんのお客様に足を運んでほしい……」という思いを抱えて、実家の酒蔵に戻って酒造りを始めたのが24歳の春でした。
 「まだまだ未熟な自分と、二人三脚で成長していきたい。」とお酒に「亮」と名前を付けたといいます。まだまだ成長を続ける亮(あきら)さんと亮(りょう)シリーズ。これから醸しだす新酒から目が離せません。

鍵和田 亮 氏
中沢酒造株式会社

鍵和田 亮 氏

Profile
店名中沢酒造株式会社
所在地〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1875
TEL0465-82-0024
メールアドレスinfo@matsumidori.jp
ホームページhttps://www.matsumidori.jp

神奈川県の名水「丹沢山の伏流水」で仕込む『松みどり 純米酒』が、東京国税局酒類鑑評会の純米燗酒部門にて優等賞を受賞。また、日本酒のクチコミサイトsaketimeにて、神奈川の日本酒ランキング2020で『松みどり』が1位になるなど、品質も人気もお墨付きです。
【足柄上商工会・令和2年度伴走型小規模事業者支援推進事業】







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