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原 憲三 氏 – 足柄人〜あしがらびと〜 足柄地域で頑張る企業人を応援します!
people足柄人

町を盛り上げるため商工会の制度を利用された方々をご紹介します。

東名高速道路秦野中井インターから車で5分ほどの、
井ノ口の丘に広がる、湘南幸福村。

 
 
中井町井ノ口の小高いところに、湘南幸福村という、ちょっと不思議な場所があります。鐘の鳴る丘という看板のとおり、駐車エリアの一角には鐘が揺れています。
今回の足柄人、原憲三さんと取材の約束をしていたものの、姿が見当たりません。携帯電話に連絡してみると、「下で作業しているよ」とのこと。下とは?と、あたりを見渡すと、ニワトリ小屋の脇にクルマ一台分の坂道が。ちょっと足を進めると、大きな鶏舎が広がる農地が見えてきました。鶏舎をのぞくと、おふたりが作業中。原さんと原さんの義兄の方でした。
「ニワトリは100羽ぐらいかな。ウコッケイが10羽、チャボも20羽いるよ」と原さん。
敷地は約1100坪ぐらいとのこと。鶏舎のほか、畑も広がっています。

農業から結婚相談まで
仕事は多種多様。

 
 
「道楽で養蜂を始めたんだよ。」
養鶏について、お尋ねするとビックリなお返事が。養鶏を始めたのは2011年頃からで、それより以前に道楽で養蜂を始めていたそうです。そして、本職は写真館経営。1972年創業の秦野の老舗写真館「光栄写真館」の創業者だとか。いまは息子さんに写真館経営はお任せし、道楽が本職になりつつあるのかと思いきや、中井町町議もおつとめだそうで、忙しい毎日を過ごされているようです。
「マリッジカウンセラーもやっていてね。出会って3か月で結婚したカップルもいるよ」と、ご活躍の場は数え切れません。

第1次産業から第6次産業へ
作物のブランド化に挑戦。

 
 
湘南幸福村のはじまりは、養蜂のハチミツと養鶏の卵を生産する第1次産業でしたが、原さんは第1次産業にとどまらず第6次産業までもっていきたいと考えたそうです。
その考えから、安心・安全なおいしいものを生み出しました。まずは、ハチミツのおいしさがギュッとつまった「湘南アイスクリー」が誕生。里都まちなかいブランド「なかいの逸品、太鼓判!」の第1号に選ばれました。
「なかいの逸品、太鼓判!」とは、中井の資源を活用した事業の拡大のため、 ブランドコンセプトに合った優れたものを町が推奨するブランド品として認証するものです。
そして、湘南幸福村の卵でつくられる「幸福プリン」が「なかいの逸品、太鼓判!」第11号に選ばれています。その他、シフォンケーキやマーラーカオなどもありますが、現在のところ、「湘南アイスクリー」のみ「なかい里都さとまちCAFÉ」で購入可能で、その他はイベントなどでの限定販売となっているそうです。

道楽はオトナの栄養源。

 
 
お話の合間に「湘南アイスクリー」をひと口。ほわっとハチミツの風味が口に広がります。残念ながらプリンは完全注文生産のため、お預けとなりました。
「そこのダルマストーブを囲んで、仲間と焼き芋食べたりするんだよ。」
といったかと思えば、
「そのカゴの中は蕎麦の実だよ。蕎麦がき、うまいよ。」と「道楽」の話はつきません。
湘南幸福村は、オトナの遊び場ともいえるかも。養蜂からはじまった、原さんの道楽はまだまだ広がりそうです。

原 憲三 氏
湘南幸福村

原 憲三 氏

Profile
店名湘南幸福村
所在地〒259-0151
神奈川県足柄上郡中井町井ノ口2835
TEL090-8818-0111
営業時間電話で確認してください
休業日不定休

井ノ口の丘に広がる、湘南幸福村。ちょっと不思議な場所があります。鐘の鳴る丘という看板のとおり、駐車エリアの一角には鐘が揺れています。ハチミツのおいしさがギュッとつまった「湘南アイスクリー」・湘南幸福村の卵でつくられる「幸福プリン」が「なかいの逸品、太鼓判!」です。







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